
WATATSUMI
Brise Audioの次世代リファレンスポータブルアンプ
概要
◆純粋なアナログ・バランス入出力のポータブルアンプ
◆最大導体量の純銀線を採用
◆純銀線向けの内部高音質化加工
◆アンバランスの入力信号に対してもバランスで出力
◆入力:バランス/アンバランス(5極4.4mm/3極3.5mm)
◆出力:バランス(5極4.4mm)
◆FUGAKUで得られた回路技術を採用(BIS2.0、BOS1.5、BPS1.5)
◆TSURANAGI-V2比で16Ω時の最大出力を約3倍の2000mW+2000mWに向上、THD+Nを1/3に低減、残留ノイズを1/2に低減
◆高音質電子ボリュームIC MUSES72320搭載
◆低歪な電流帰還アンプでヘッドホンを駆動
◆両電源及びDCサーボ搭載による入出力カップリングコンデンサの排除
◆従来の押し出し材アルミ筐体から、アルミ削り出しのより強固な構造に変更
◆フォージドカーボンやウルトラスエード®を採用し、使用感と質感を向上
◆連続再生可能時間8h程度(ご使用の環境によって変化します)
価格 :オープン
参考価格:680,000円 税込

AV WatchでWATATSUMIの記事が公開されました。2025年4月25日
「FUGAKU」の世界に迫る、Brise Audio最強ポタアン「WATATSUMI」誕生。汎用イヤフォンも開発中!?
https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/2002396.html
製品コンセプト
近年のポータブルアンプを取り巻く環境に追随すべく、次世代のリファレンスポータブルアンプとしてWATATSUMIを開発いたしました。
従来のTSURANAGIは、ケーブル開発におけるリファレンス評価環境として開発されました。
ポータブルオーディオで主流となる4.4mmバランス入出力を備えつつ、弊社ケーブルのボトルネックとならない音質を追求したポータブルアンプです。
初代TSURANAGIの発売から4年以上が経過し、弊社のケーブルラインナップもTSURANAGIとともに進化してきました。
現在のBrise Audioでは、純銀導体を採用したSHIROGANEや、大量の導体を使用したOROCHIなど、多様なモデルが展開されています。
また近年、ハイエンドイヤホン市場では低インピーダンスのイヤホンが増加し、それに伴いアンプの低ノイズ性能への要求も高まっています。
一方で、大電力を要求するハイエンドヘッドホンも増えてきており、大出力が可能なアンプも求められています。
これらを踏まえ、弊社のハイエンドケーブル評価環境を見直すために、WATATSUMIを新たに開発しました。
WATATSUMIは、従来のTSURANAGIのコンセプトを継承しながら、あらゆる面でのレベルアップを目指しました。
そのため、回路設計をゼロから見直し、入力回路にはFUGAKUで採用された低ノイズのBIS2.0を採用。
出力アンプもBOS1.5へ進化し、16Ω負荷時の最大出力が2000mW+2000mWと約3倍まで増加しました。
基板レイアウトもこれまでに蓄積されたノウハウを活かし、抜本的に最適化を施しました。
電源回路はBPS1.5へ更新され、より安定した電圧を生成し低音の低重心化に大きく貢献しています。
また、内部配線にはSHIROGANEよりも導体量の多い純銀線を採用し、様々なケーブルやプレーヤーと組み合わせられるような高音質化施工を電子部品に施しています。
2025年は、Brise Audioの創業から10年の節目を迎えます。WATATSUMIは、歴代のTSURANAGIやFUGAKU、SHIROGANEで培った知見をすべて注ぎ込んだ、ポータブルアンプの集大成となる特別なモデルでもあります。
WATATSUMIの特徴
製品ラインナップ
▶WATATSUMI (本体のみ) 型番:PA003 JAN:4570113633885
WATATSUMI 付属品
・USB充電器
・充電用USB Type-Cケーブル
・製品IDカード
・保証書
アンバランス | バランス | |
---|---|---|
入力端子 | 3極3.5 mm | 5極4.4 mm(GND結線) |
出力端子 | - | 5極4.4 mm(GND結線) / 4極2.5 mm |
電圧ゲイン(ボリューム最大) | 10.5 dB |
---|---|
バランス入力時最大入力 (ボリューム減衰時/ボリューム最大)※ | 6Vrms / 1.8 Vrms |
アンバランス入力時最大入力 (ボリューム減衰時/ボリューム最大)※ | 5Vrms / 1.8 Vrms |
周波数特性(-3dB) | 2 Hz - 200 kHz |
推奨負荷インピーダンス | 16 Ω以上(16Ω未満の場合は要ご試聴) |
最大出力(16ohm, THD+N<0.01%) | 700 mW + 700 mW |
最大出力(32ohm, THD+N<0.01%) | 1000 mW + 1000 mW |
最大出力(300ohm, THD+N<0.01%) | 100 mW + 100 mW |
"THD+N (BW=20kHz, 1Vrms出力,16ohm)" | < 0.005 % |
"THD+N (BW=20kHz, 1Vrms出力,300ohm)" | < 0.002 % |
"THD+N (BW=20kHz, 3.4Vrms出力,300ohm)" | < 0.0007 % |
クロストーク(20Hz - 20kHz) | < -100 dB |
バッテリー持続時間 | 8 h |
寸法(W x H x D), 突起部含まず | 80 mm x 30 mm x 120 mm |
充電端子 | USB Type-C |
バッテリー容量 | 7.4 V 2800 mAh |
充電時間 | < 5 h (5 V2AのACアダプタを使用) |
質量 | 360 g |
公式ストア | 購入する |
※ボリューム減衰時と最大時でクリップする条件が異なります。基本的には減衰時を参照していただいて構いません。
ポータブルアンプのバランス入力は4.4㎜(5極)固定での使用例です。
それ以外のバランス入力に関してはお問い合わせください。
◆4.4mm(プレイヤー側・ライン出力) to 4.4mm(ポータブルアンプ) ※プレイヤー側4.4mm出力にGND(5極)が接続されている場合はこちらです。 |
---|
Hiby |
RS6, RS8, R5 II, R6 III, R6 Pro II, R8, NewR6, R5(ソフト側で切り替えの必要あり) |
Astell&Kern |
KANN ALPHA(ソフト側で切り替えの必要あり), SP3000, SR35, KANN MAX, SE180, SR25 MKII, SP2000T |
FiiO |
M11 Plus ESS, M11 Plus LTD, M15S, M17 |
Shanling |
M3X, M9 Plus |
iBasso |
DX320, DX300, AMP8MK2 |
Luxury & Precision |
LP6, P6PRO |
Lotoo |
PAW Gold TOUCH, PAW Gold TOUCH Titanium, PAW 6000 |
Cayin |
N8ii, N8, N7, N3Pro, N6ii/E02, N6ii/T01, N6ii/A01 |
◆4.4mm & 3.5mmの2本を接続(プレイヤー側・ライン出力) to 4.4mm(ポータブルアンプ) ※プレイヤー側4.4mm出力にGND(5極)が接続されていない場合はこちらです。 |
---|
SONY |
NW-WM1ZM2, NW-WM1AM2, NW-WM1Z, NW-WM1A, NW-ZX500シリーズ, NW-ZX300シリーズ |
◆2.5mm & 3.5mmの2本を接続(プレイヤー側・ライン出力) to 4.4mm(ポータブルアンプ) |
---|
Astell&Kern |
SP3000, SR35, KANN MAX, SE180, KANN ALPHA, KANN CUBE, SP1000, SP1000M, SP2000, SE100, SE200, SR15, SR25, SA700
※AK製品はソフトウェア側でライン出力を指定する必要ございます。 ※3.5mmプラグを必ず先に挿入してください。2.5mmプラグを先に挿入するとバランスライン出力モードになりません。 |
◆アンバランス接続(3.5mm to 3.5mm)であれば特に問題なくご使用いただけます。 |
---|
バランス接続の4.4mm to 4.4mmで接続可能な場合はそちらを推奨いたします。
2.5mm、4.4mm、3.5mmの端子を持つプレーヤーの場合、分岐ケーブルでも4.4mm to 4.4mm(GND結線有り)のストレートケーブルでも可能な場合がありますが、音質的には4.4mm to 4.4mm(GND結線有り)のストレートケーブルを推奨いたします。
Walkmanに関しては、4.4mm端子のGNDが未接続なため、4.4mm to 4.4mm(GND結線有り)のケーブルが不可です。